完全予約制
予防接種は病気(感染症)にかからないよう、またたとえかかっても症状がひどくならないように行うもので、一般的には生後約2ヶ月がワクチンデビューのタイミングです。当クリニックでは、お子様の予防接種を行っておりますので、ご予約の上、接種をお受けください。
予防接種は完全予約制として、ネットで予約可能にしております。必ず事前に予約の上、所定の時間に来院ください。
個別ワクチンスケジュール
日本には数多くの予防接種があり、予防接種のスケジュール管理は一般の方には少し難しいものです。ご相談くだされば、お子様一人一人の「個別ワクチンスケジュール」を計画いたします。
当院で接種可能な予防接種(費用 ※税込)
ワクチン | 接種回数 | 料金 | 詳細 |
---|---|---|---|
ロタウイルス (ロタリックス 任意) |
2回 | 14,000円/回 | 詳細はこちら |
ロタウイルス (ロタテック 任意)当院ではロタリックスを推奨しています。 ロタテックを希望の方は電話連絡をお願いします。 |
3回 | 9,500円/ 回 | 詳細はこちら |
インフルエンザ菌b (ヒブ) |
4回 | 無料(公費) | 詳細はこちら |
小児肺炎球菌 | 4回 | 無料(公費) | 詳細はこちら |
B型肝炎 (母子感染予防以外) |
3回 | 無料(公費) | 詳細はこちら |
B型肝炎(兄姉 任意) | 3回 | 5,000円/回 | 詳細はこちら |
4種混合(DPT-IPV) | 4回 | 無料(公費) | 詳細はこちら |
麻しん風しん(MR) | 2回 | 無料(公費) | 詳細はこちら |
水痘 | 2回 | 無料(公費) | 詳細はこちら |
おたふくかぜ(任意) | 2回 | 4,500円/回 | 詳細はこちら |
日本脳炎 | 4回 | 無料(公費) | 詳細はこちら |
2種混合(DT) | 1回 | 無料(公費) | 詳細はこちら |
3種混合(DPT)(任意) 小学校就学前、2種混合の代わりに百日咳ワクチン含有の3種混合の接種を推奨しています。 予約は電話でのお問い合わせとなります。 |
1回 | 5,000円 | 詳細はこちら |
ポリオワクチン(任意) | 1回 | 9,000円 | 詳細はこちら |
VPDについて
みなさん、VPDという言葉を聞いたことがありますか?
VPDとは、Vaccine Preventable Diseasesの略です。
それぞれ、Vaccine=ワクチン、Preventable=防ぐことができる、Diseases=病気
つまり、VPDとは「ワクチンで防げる病気」のことです。防ぐことが出来る病気はできる限り予防することをお勧めします。
私は小児の腎移植に関わった10数年前に初めて同時接種を行いました。
まだ、同時接種がほとんどされていない時代でしたが、その頃から私は行なっています。
現在、接種の種類も増えていることから、是非同時接種をお勧めします。
ただ、単独接種を否定するものではなく、ご家族の希望があり、同時接種への不安があれば、単独接種でも可能です。
必要な予防接種を完遂することが重要と考えています。
※ワクチンの同時接種や標準的な接種時期を逃したケースにも対応いたします。
※標準的な接種時期を逃したケースは任意接種となるので、電話でお問い合わせください。

インフルエンザの予防接種について
対象年齢
生後6ヶ月以上で12歳まで2回接種することが可能ですが、当院では1才以上から接種いたします。それよりも両親や年長の兄弟の接種をお勧めします。
当院でのお勧めの受け方
スケジュールを立てる時のポイントは流行前に2回接種が終わるように、1回目は10~11月、2回目は11月中に接種するのがおすすめです。可能であれば、10月頃に1回目を接種し、およそ2~4週間開けて2回目を接種します。13歳以上は通常1回接種です。
インフルエンザの予防接種を小さな子どもに接種した場合、1回の接種だけでは十分な免疫ができません。重症化を予防するのに必要な免疫ができるのは、2回目を接種して2週間ほどたったころからです。
毎年、流行するウイルスの型が違い、それにあわせてワクチンがつくられています。前のシーズンに接種していても予防効果は期待できませんので、原則として毎年、2回ずつ接種しましょう。
副反応
強い卵アレルギーの方は接種できません。
ごくまれですが、ショックやじんましん、呼吸困難などのアレルギー症状が現れることがあります。
ワクチンの効果と安全性
予防効果はほかのワクチンと比べてそれほど高くなく、子どもの場合、A型では予防効果があるのは30~50%程度※で、B型や1歳未満ではさらに効果が低くなります。
インフルエンザワクチンは発病予防だけでなく、重症化予防として接種することをおすすめします。ワクチン接種によって発病や重症化が予防できるケースが多く、結果として脳炎の予防にもなります。まれには、流行しているウイルスの株とワクチンの株が違うなどで、接種を受けていても脳炎の発生を防ぎきれないこともあります。
また、妊娠中に母親が受けると生まれた赤ちゃんにも予防効果があります。
2011年シーズンから、ワクチンの接種量が変更となり、WHO(世界保健機関)の標準量を接種することとなり、予防効果の向上が期待できます。
※インフルエンザワクチンを受けていないグループと受けたグループで、インフルエンザにかかった人数を比べたら、ワクチンを受けたグループの方が30~50%少ないという意味。
(VPD参照:http://www.know-vpd.jp/index.php)
小さいお子様をお連れして、問診票をご記入するのは大変かと思いますので、
よろしければご自宅で事前にダウンロードしてご記入をお願いいたします。