ブログ|キセラ川西オリヴィエのまえかわこどもクリニック 小児科

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令和5年4月からの公費ワクチンの接種間隔変更と追加(4種混合、9価子宮頸癌ワクチン)

2023年3月10日

 令和5年4月より乳児に対する四種混合ワクチンが生後二ヶ月から開始となり、子宮頸癌ワクチンが現在使用中の2価、4価に加えて新たに9価ワクチンが定期接種となることが決定しました。四種混合ワクチンの開始時期の変更は早期の百日咳の予防という側面もあれば、現在認可待ちの四種混合にHibを追加した五種混合ワクチンの接種が開始となることが決まっているからだと言われています。このように混合ワクチン増えれば,今のように5本、6本と注射をする必要がなくなり、1回で5種類、6種類のワクチン接種が行われることになるでしょう。すでに諸外国では5種混合、6種混合などがありますので、今後、多種混合ワクチンが中心になると考えられます。

 最新のワクチンスケジュールはWHO(世界保健機関)のホームページからの情報が正確ですが、日本語に翻訳されたスケジュールは日本小児科医会 国際委員会のホームページ(下記)に諸外国の予防接種制度の一覧(https://www.jpa-web.org/about/organization_chart/international_committee.html)がある(2017年の情報)ので参考になります。興味がある方はご覧下さい。