1月の感染症動向
2024年2月3日
2024年1月に入ってからインフルエンザB型が流行、COVID19感染症も増加、1月末から感染性胃腸炎も増加しています。溶連菌感染症は未だに横ばいの状態が続いているため合併症の増加を危惧しています。2023年8月から12月まで流行していたアデノウイルス感染症はあまり見られなくなりました。年が明けてからはインフルエンザA型に2回罹患する子、インフルエンザA型罹患後、B型に罹患する子、同じ家庭内で別の感染症に罹患する子も増えています。そういった感染症の家族内感染も増えており、ご家族も体調崩さないよう特に胃腸炎の嘔吐物の処理、下痢便の処理には注意するようにしてくださいね。
参考に当院における2023年12月、2024年1月の感染症動向を示します。12月はインフルエンザA型が中心だったのですが、1月になってからインフルエンザB型が増え、COVID19感染症も増えていることがわかると思います。
当院の発熱外来も枠を1月から増枠してできるだけ対応するようにしていますが、早い段階で埋まることも多く、受診希望される方にはご迷惑をかけております。