新型コロナウイルスの予防接種について
2022年1月20日
今週に入ってから全国で新型コロナウイルスの感染が急増しています。当院でもCOVID-19抗原検査、PCR検査を行っていますので、陽性例が増えていることを実感します。昨年度に流行したデルタ株の新型コロナウイルスの感染と比較して乳児でも発熱している児が多い印象です。このウイルスが基礎疾患のある小児に対して、重症化の原因になるかどうかはまだ不明です。
そういった中、日本では現在、5才から11才への新型コロナワクチンの接種の話が本格化しています。昨年11月から国からの陽性で川西市、猪名川町でも接種の準備を進めているところです。当市だけでなく、同様に全国で接種の準備が進められています。
1月に入り、外来診療中に接種の必要について相談される機会が増えてきました。まだ、他国でも進んでいないワクチンであるため、判断材料が少ないのが現状です。1月19日に日本小児科学会が新型コロナワクチンの接種に関する見解を示しました。
下記のリンクからHPに移動するようになっていますので、ご覧下さい。
http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=404