気管支喘息①
2019年10月20日
9月から11月の秋から初冬は春先と同様に喘息発作が多い時期です。特に台風が来る前は気圧の変化に敏感な気道過敏性の高い子が喘息発作となって来院されます。
こどもの気管支喘息の治療は小児気管支喘息ガイドラインである程度治療方針が決まっています。ガイドラインは数年に1回改定され、私もそのガイドラインを参考にしながら喘息治療を行っています。
私自身も小学校の時、喘息があり発作を時々起こしていました。父親も喘息であったため、体質が似ていたのだと思います。修学旅行で広島に行ったとき、枕投げをして発作が起きて、部屋の片隅で呼吸がつらかった思い出があります。
私は喘息のある子供さんにはできるだけ通常の生活ができるようにお手伝いしたいと考えています。
咳が長引いたり、夜間の咳で寝れない状態が続いていたり、運動すると咳が続き運動が十分できないようなことがあればご相談下さい。